女優綾瀬はるか(29)が、16年春から3年にわたって、NHKの大河ファンタジー「精霊の守り人」に主演する。28日、都内同局で行われた制作会見で発表された。人気小説原作で人と精霊が共生する世界を舞台に、女用心棒バルサと皇子チャグムの冒険を描く。身の丈ほどの短槍(たんそう)を使うアクションも予定。綾瀬は「期待に応えられるように全力で稽古をしたい。人間ドラマもきちんと演じたい」と意気込み、長丁場については「長いなあと思いますが、私自身も成長していくと思います。楽しみです」。放送は全22回で春、夏の土曜午後9時からの1時間枠を予定。撮影は来春開始で海外ロケも行う。綾瀬は昨年、大河ドラマ「八重の桜」に主演、再び「大河」と銘打った作品に出演することになった。