吉高由里子(26)が26日、横浜・緑山スタジオで、ヒロインを演じたNHK連続テレビ小説「花子とアン」(月~土曜午前8時)のクランクアップを迎えた。翻訳家村岡花子さんを演じきり「大好きな現場でした。手放すのが名残惜しくて、自分の中で壊してしまいたいくらいの作品。この作品で最後になってもいいやと迷っていましたが、私の宝物になりました」と涙。花子の腹心の友、蓮子を演じた仲間由紀恵(34)は「私の中でも大きな役だった。吉高ちゃんが10カ月間、前を向いて挑んでいた。その姿を横で見ていたので、現場が好きだったと聞いて良かったと思いました」と笑顔でねぎらった。7月5日、最高視聴率25・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。