演歌歌手の中村美律子(64)と増位山太志郎(65)が27日、都内で「今どき珍しい合同新曲発表パーティー」を開催した。9月10日に中村が「この世は女で廻るのよ」を、その翌週17日に増位山が「冬子のブルース」を発売。大阪の花園近辺に住む中村にかけて、2年後のリオ五輪から正式種目になる7人制女子ラグビーの日本代表選手の力を借り、ヒット祈願のトライをした。

 「歌の世界は中村美律子で回るのよって心意気」と言うと、増位山も「この世は女性が中心。だから私も女の名前の歌ばかり歌ってる」と苦笑いで呼応した。元大関増位山の、74年のミリオン作は「そんな夕子にほれました」。「40年たって夕子がいなくなったので、新しい冬子を見つけた。僕は歌謡界で横綱になるために、大相撲は大関止まりにしてたんだ。100万枚を売って念願の土俵入りをしたいね」と冗舌だった。