覚せい剤取締法違反(所持、使用)などの罪で起訴されたCHAGE

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 ASKAのASKA(本名・宮崎重明)被告(56)の初公判が今日28日、東京地裁で開かれる。

 東京地裁425法廷の傍聴席は42席。司法記者クラブ加盟社への割り当て分を除く約20席が、一般傍聴席となる見込みだ。傍聴券を求めて多くの人が抽選に並ぶと予想され、東京地裁も特別態勢を敷くことになった。

 09年に覚せい剤取締法違反の罪に問われた酒井法子の初公判及び判決公判と同様の態勢が取られる。長蛇の列を収容できる抽選会場として、地裁に隣接する日比谷公園を利用。傍聴希望者には、長時間並ばなくても抽選できるメリットがあるリストバンド式の整理券が配布される予定だ。

 酒井の初公判もASKA被告と同じ425法廷で行われ、一般傍聴席20席に対し、抽選に日本の刑事裁判史上最高の競争率となる330倍の6615人が並んだ。判決公判は約144倍の3030人が並んだ。ASKA被告の初公判もこれに迫る可能性がある。一方、酒井初公判とは異なり、NHK及び民放各局は特別編成を組むことなく、通常編成で対応する予定。