人気漫画「NARUTO~ナルト」が舞台化され、来年3月から東京・アイア2・5シアター東京で上演されることが15日、分かった。里一番の忍者火影(ほかげ)を目指す主人公が、サスケやサクラら仲間たちと数々の試練を乗り越え成長する姿を描く。週刊少年ジャンプで99年から今年11月まで15年も連載され、単行本発行部数は世界で2億部を超える。連載完結と同時に劇場版アニメの公開や展示会も開催された。

 舞台版はナルトを松岡広大(17)、サスケを佐藤流司(19)、サクラを伊藤優衣(20)が演じる。歌やダンス、アクロバット、ギミック(特殊演出)も駆使したスペクタクル舞台。松岡は「世界中で愛されている作品なので作品の重みをしっかり背負い、日本と世界の懸け橋になれるよう誇りを持って演じます」。

 公演は、来年3月21日に開幕する東京を皮切りに大阪、福岡、仙台と続いた後、マカオ、マレーシアのクアラルンプール、シンガポールでの公演も決まっている。