氷川きよし(37)が16日、東京国際フォーラムで、毎年恒例のコンサート「きよしこの夜」を行った。15周年の節目で「歌詞をより大事にする」をテーマに、代表曲「白雲の城」「一剣」などをフルコーラスで歌った。最後は真っ赤な宝船で登場。「やはり演歌なのでコテコテにしたかった」とファン約5000人を喜ばせた。

 今年は暴行騒動もあり、多くのファンに支えられていることをより実感した。「絆と信頼がさらに確かになった。人の心を感じられた1年でした」。今年を表す漢字は「生」。「コンサートのナマと生きるナマ。つらくても生きていかないと」。次の目標は20周年。「誠実に真剣に、努力を続けていきます」と誓った。