米倉涼子(39)主演のテレビ朝日系「ドクターX~外科医・大門未知子~」の18日放送最終話が平均視聴率27・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが19日、分かった。フジテレビ系「HERO」の26・5%を抜き、今年放送のドラマで1位となった。

 期間平均視聴率も22・9%で、NHK連続テレビ小説「花子とアン」の22・6%を上回りトップ。全話20%超えも今年のドラマでは初めてとなった。

 「ドクターX」は12年10月期に第1弾が放送され、期間平均19・1%、最終回24・4%。13年10月期の第2弾は期間平均23・0%、最終回26・9%で、第3弾も大ヒットとなった。

 終了に合わせ、米倉は「『ドクターX』が集大成を迎え、皆さんの期待にこたえられる結果をいただき本当にうれしく思っております。大門未知子は私にとってかけがえのないキャラクターの1つとなりました」と話した。クランクイン時、「今回が最後のつもり」と言っていたが、ドラマの含みを持たせた終わり方に、ネット上などでは続編を望む声が上がっている。