メニエール病で休養中だった今井翼(33)が、本格的にステージ復帰を前に回復をアピールした。主演舞台「★さよなら!~青山劇場★

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 30YEARS」が今日6日、東京・青山劇場で開幕。翼は5日に行われた公開舞台げいこに参加した。

 昨年11月にメニエール病と診断され、先月上旬まで入院。タッキー&翼の全国ツアーを休演した。本格的なステージは10月下旬まで大阪松竹座「十月花形歌舞伎」で上演された「GOEMON」以来約2カ月ぶり。中山優馬(20)や屋良朝幸(31)らと取材に応じた翼は「数え切れない方々に、支えていただきました」と感謝を口にした。

 得意のフラメンコも披露した。「腰に魔物がすむ」とも称される激しくセクシーなダンスも見せ、取材陣から称賛されると、「腰は元気なので」と照れた。

 ただ、無理はしていない。10年から主演する同舞台には毎年、準備に約1カ月半かけてきたが、今回のけいこ始めは約2週間前の先月中旬。それまでは、はやる心を抑え、静養に専念。出演予定は、18曲から11曲に減らした。医師からの「今後を考えて無理をし過ぎてはいけない」という指示に従ったからだが、翼は「もっとできると歯がゆさと悔しさもあります」と言い一瞬、唇をかみしめた。その上で「体調は大丈夫です。すべての思いをこの舞台に乗せることを、最大の目標としてきました。今年はリベンジの年にしたい」とアピールした。