お笑いコンビのバナナマンが、アニメ映画「それいけ!

 アンパンマン

 よみがえれバナナ島」(矢野博之監督、7月7日公開)で登場するバナナマンを演じることが6日、分かった。設楽統(38)演じるバナナマンのスッテン、日村勇紀(39)演じるコロリンは、木村佳乃(35)演じるバナナ島の女王・バンナに仕えるおもしろ名コンビという役どころだ。

 アンパンマンにバナナマンが初登場したのは、日本テレビ系のシリーズで90年8月26日放送された「みなみの海をすくえ!」で、04年7月16日放送の「アンパンマンとバイキンゆうれい船」まで、不定期に計7回登場している。映画では、92年3月14日公開の「うたえ!

 夢のアンパンマン号」以来20年ぶりになる。93年にバナナマンを結成した設楽と日村は、いわばバナナマンの“後輩”となる。

 アニメの世界とはいえ、先輩バナナマンを演じることになった2人は、もろ手を挙げて大喜び。設楽は「アンパンマンにバナナマンというキャラクターがいるのは以前から知っていたので、ぜひやりたいと思ってました。とてもうれしいです」と話し、日村は「僕たちバナナマンが、バナナマンとして出られるなんておもしろいなと思います」。

 2人と面識のない原作者のやなせたかし氏(93)も「僕がつくったバナナマンをバナナマンの2人が演じてくれるなんて、すごく楽しみです」と期待している。