観月ありさ(35)が本格的な特殊メークに初挑戦した。「映画

 妖怪人間ベム」(狩山俊輔監督、12月15日公開)の中で妖怪化してしまう母親を演じた。夫と娘と3人で幸せに暮らす主婦でありながら、過去のある事件に巻き込まれたことによって妖怪になってしまったという設定だ。撮影では、顔や右半身を中心に3時間以上をかけて植物化をイメージさせる特殊メークを施し、迫力ある妖怪に“変身”した。メークに加えて大掛かりなワイヤアクションにも挑戦した。観月は「人間から妖怪になるという少し難しい役どころでしたが、特殊メークやアクションなど貴重な体験ができて楽しく演じることができました」と話している。

 「妖怪人間ベム」は亀梨和也(26)主演で昨年、日本テレビ系で連続ドラマ化され、平均視聴率15・6%を記録。亀梨や杏(26)鈴木福(8)のレギュラー陣がそのまま出演する形で映画化が決まった。観月が演じるキャラクターは映画版のオリジナル。亀梨は初共演となった観月について「現場でのたたずまいや存在感はさすがだと勉強になりました」という。妖怪の特殊メークも「哀しくも本当にきれいでした」という。