第25回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(日刊スポーツ新聞社主催、石原裕次郎記念館協賛)が6日、決定した。

 5月29日に亡くなった新藤兼人監督(享年100)が特別賞を受賞した。昨年「一枚のハガキ」で作品、監督賞の2冠を獲得しており、次男で同監督が設立した近代映画協会社長の次郎氏は「最後の作品で作品賞と監督賞をいただき、皆様に評価されたことを新藤兼人は大変喜んでおりました」と語った。新藤監督は昨年12月28日の授賞式後、「周囲が許せばもう1本。100歳の映画を撮りたいと思う」と話し、「クマの母親と子供が里に下りて一騒動を起こす」「自分の母親をモデルとした人間物語」などの構想も明かした。次郎氏は「新藤兼人が生きた厳しい映画人生を考える時、偉大な映画人であったと気付かされます。新藤が目指した“スゴイ映画”を目指して励みたい」と話した。