映画「風の谷のナウシカ」「千と千尋の神隠し」などの製作で知られるアニメーション作家の宮崎駿監督(72)が6日、都内のホテルで会見し、長編映画製作からの引退を発表した。

 宮崎監督が一番印象に残っている作品に挙げた「ハウルの動く城」の主人公、ハウルの声を務めたSMAP木村拓哉(40)は会見を受け、コメントを寄せた。「たくさんの夢世界をありがとうございました。自分が参加できたことも、とてもうれしかったです。今でも、森に風が吹くと、トトロを気にする自分がいます」。「ハウル-」の声優発表時、鈴木プロデューサーは「日本を代表する現代の美青年と言えば、木村拓哉さんでしょう」と真っ先に名前を挙げ、木村も出演を快諾するなど“相思相愛”だった。