三代目Ｊ

　Ｓｏｕｌ

　Ｂｒｏｔｈｅｒｓのボーカル登坂広臣（２６）が、能年玲奈（２０）主演で来夏公開予定の映画「ホットロード」（三木孝浩監督）で俳優デビューすることが２８日、分かった。能年演じる不良少女の恋人役を務める。約３万人参加のオーディションを勝ち抜き、人気グループのボーカルとなった登坂が、俳優でもビッグチャンスをつかんだ。

　同作は、８０年代後半に７００万部を発行した人気漫画の実写版。登坂は、能年演じる悩みと孤独を抱えて生きる１４歳の少女、宮市和希とひかれ合い、恋に落ちるバイク好きの不良少年の春山洋志を演じる。自らが脚本を手掛ける原作の紡木たく氏は、「登坂さんは強い意志と努力で作品に入って下さいました。このおふたりでなければ映像化はありませんでした」と期待する。

　登坂は、三代目－のボーカルとして女性から圧倒的支持を受けるイケメンだが、役者という新境地に挑戦するにあたり、「音楽やエンターテインメントと同様、全力で気持ちを注いで、精いっぱい頑張らせていただきます」と話している。

　◆登坂広臣（とさか・ひろおみ）１９８７年（昭６２）３月１２日、東京生まれ。１０年９月に約３万人参加の「ボーカル・バトル・オーディション２」合格。同１１月に三代目Ｊ

　Ｓｏｕｌ

　Ｂｒｏｔｈｅｒｓのボーカルとしてデビュー。１２年１２月の日本レコード大賞では「花火」で優秀作品賞を獲得し、ＮＨＫ紅白歌合戦にも初出場。血液型Ａ。