俳優安田顕(40)が映画「小川町セレナーデ」(原桂之介監督)に主演することが19日、分かった。ショーパブで働くオカマを演じる。妻を須藤理彩(37)が演じる。夫婦と娘の3人家族が織りなすホームドラマだ。安田は「『ここに生きてます』というメッセージが強く伝わってくる脚本だったので、監督の熱意、情熱に真剣に応えたい」と語った。須藤は「性別や年齢にとらわれず、人としてどう接するか、人としてどう生きるかということと向き合える映画」。撮影は今月から開始され、川崎市が全面協力。年内公開を目指している。