アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミーは26日(日本時間27日)、同賞を選出する投票権を持つ新規会員候補271人を発表した。日本からはスタジオジブリの宮崎駿監督(73)と鈴木敏夫プロデューサー(65)、撮影監督マサノブ・タカヤナギ氏、東宝東和社長兼東宝取締役の松岡宏泰氏(48)が選ばれた。各氏が受け入れれば会員となる。宮崎監督は、3度目の要請を受けた06年「いつまでも現役でいたい」という理由で辞退も今年のアカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされた「風立ちぬ」で長編アニメ製作から引退。松岡氏は受諾の方向で関係者は「正式な手続きを経て入会させていただく意向です」とした。