「ドラえもん」初の3DCGアニメ映画「STAND

 BY

 ME

 ドラえもん」(山崎貴、八木竜一監督)が、海外21の国と地域で公開されることが18日、分かった。中でもイタリア、スイス、フィリピンなど11の国と地域で初めて「ドラえもん」の劇場版が上映される。公開時期は各国で調整中。関係者によると、その他の国とも交渉中で好反応を得ているという。

 東宝国際部によると、5月のカンヌ映画祭のマーケットに出展した際、各国バイヤーから問い合わせが殺到したという。テレビアニメは35の国と地域で放送中だが、3DCGとなったドラえもんのビジュアルのインパクトは大きかったようだ。

 香港の映画関係者は「世界も認める質の高さ。早く劇場で見たい」。イタリアの映画関係者は「『ドラえもん』は私の国でも大人気」。さらに韓国の映画関係者からも「自分の国で3DCGのドラえもんを配給できるのがうれしい」と絶賛の声が聞かれた。

 日本では現在公開中。興行成績も順調で、8日の公開後、17日までの10日間で興行収入32億7000万円、動員244万人を突破している。