日本人初のブンデスリーガー、奥寺康彦氏(62)が映画デビューした。

 映画「望郷の鐘

 満蒙開拓団の落日」(来年1月下旬公開予定)の完成披露試写会が14日、都内で行われ、奥寺氏が主演の内藤剛志(59)らとともに登壇した。知人がキャスティング担当だったことで、主人公をねぎらい、励ます天台宗大僧正の故半田孝海氏(日中友好協会会長)を演じた。今夏の撮影では、天台宗関係者の指示で髪を刈られたと明かし、「サッカー関係者からは随分『悪いことをしたんだろう』と言われました。『実は…』と言うと驚かれました」と話していた。