三浦春馬(24)主演の日中合作映画「真夜中の五分前」(行定勲監督)が27日、初日を迎えた。中国、台湾、シンガポール公開を経てこの日、都内で舞台あいさつが行われた。行定監督が、本多孝好氏の同名小説が発表された04年から映画化に動いたが、国内では実現が困難でアジア映画として製作した。行定監督は「乗り越えなければいけないことがあった時、春馬が中国語を練習していると聞いて逃げられないと思った。背中を押してくれた」。

 三浦は中国での舞台あいさつ中、ダーツ大会や双子当てクイズが行われたエピソードを明かし、「中国(上海)で芝居し、海外で公開が始まる流れは初めて。勉強させてもらいました」と笑った。