俳優染谷将太(22)が24日、都内で行われた主演映画「さよなら歌舞伎町」(広木隆一監督)初日舞台あいさつで、撮影の裏話を明かした。

 13年12月に、新宿のラブホテル「アトラス」で撮影が行われたが、店長役の染谷は「控室から出ていく場面で本物のお客さんと出くわしました。従業員の格好をしてるので『失礼しました』と言いました」。また、恋人役の前田敦子(23)を乗せて自転車に2人乗りした場面については「転んだら全国のファンに殺されるんじゃないか、絶対転んじゃダメだと緊張しながら(ペダルを)こいだ」と振り返った。前田は「すごい安定感があって乗りやすかった」と話した。作品は韓国、香港、台湾、イタリアでの上映が決まった。