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第20回 日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞


外国作品賞

「硫黄島からの手紙」ワーナー・ブラザース

 外国作品賞はクリント・イーストウッド(77)の監督作「硫黄島からの手紙」が獲得した。同監督の受賞は「許されざる者」「ミリオンダラー・ベイビー」に続く3作目。

 昨年公開の「父親たちの星条旗」と合わせ、太平洋戦争の硫黄島の激戦を日米双方の視点から描く2部作のうちの1作。渡辺謙、二宮和也ら日本人俳優を起用し、全編日本語というハリウッド作品として異例の試みが話題となった。興収53億円を記録。配給したワーナー・ブラザースの福永智一マーケティング本部長は「観客の心に染みる人間の生きざまを深く描いた点などが受け入れられたのでは」と話した。

 [2007年12月5日 紙面から]

「硫黄島からの手紙」
 06年、硫黄島。61年前に兵士たちが家族にあてて書き残した数百通の手紙が発見された。1944年6月、栗林中将(渡辺謙)が新たな指揮官として硫黄島に降り立つ。死こそ名誉とされる中、栗林は兵士に「死ぬな」と命じた。クリント・イーストウッド監督。
外国作品賞・選考経過
 「硫黄島からの手紙」「不都合な真実」「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」「ドリーム・ガールズ」などが議論された。「シリーズ3作で300億円を超えた作品。愛されたという証拠」(梅沢氏)と「パイレーツ-」を支持する声もあったが、「段違いの存在感」(櫻井氏)「日本語だけの外国映画は画期的」(品田雄氏)などの意見があり、「硫黄島-」が圧勝。
作品賞&監督賞 「それでもボクはやってない」 周防正行監督
主演男優賞 木村拓哉「武士の一分」
主演女優賞 竹内結子「サイドカーに犬」
助演男優賞 笹野高史「武士の一分」
助演女優賞 樹木希林「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
新人賞 新垣結衣「ワルボロ」「恋空」
外国作品賞 「硫黄島からの手紙」ワーナー・ブラザース
石原裕次郎賞 「武士の一分」山田洋次監督
石原裕次郎新人賞 該当者なし
ファン大賞 「HERO」「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールドエンド」
功労賞 北野武監督、鈴木京香


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