ファン大賞を受賞した左から石原隆氏、プレゼンターの中井貴一、高橋良太氏

授賞式

　２０回を記念して授賞式で発表されたファン大賞は、邦画部門「ＨＥＲＯ」、洋画部門「パイレーツ・オブ・カリビアン　ワールド・エンド」が受賞した。プレゼンターは９９年「梟の城」で石原裕次郎賞、０３年「壬生義士伝」で主演男優賞を受賞した中井貴一（４６）が務めた。中井が「ＨＥＲＯ」の石原隆プロデューサーと「パイレーツ－」の高橋良太宣伝プロデューサーに表彰盾を渡すと、石原氏は「この映画には中井さんも出ています。お手盛り感があって不思議」と笑いを誘った。高橋氏は「大変光栄です。ファンのおかげ。次回作にも期待してください」と製作スタッフのコメントを伝えた。同賞はウェブサイト「ニッカンスポーツ・コム」と携帯サイト「ニッカン芸能！」で今年３回行ったファン投票で１５作品を選出し、その後の最終選考で決定した。

　［2007年12月29日　紙面から］

日刊スポーツ映画大賞　ファン大賞とは

　今年、日刊スポーツ映画大賞が第２０回を迎えることを記念し、ファン大賞選考を年間３回に分けて実施した。選考対象は昨年１２月～今年１１月までに日本で公開された邦画と洋画。第１次から第３次までの上位格５作品が最終決選にノミネートされた。