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米米世界初ダウンロードシステムCD開発

 米米CLUBが、世界初のダウンロードシステム併用のCDを開発したことが6日、明らかになった。所属レコード会社ソニーミュージックレコーズと共同開発したCDで、従来通りに収録された新曲が16曲。さらにパソコンをCD-ROMドライブにセットし、ネット上のwww.komedia.jpにアクセスすると、アルバム未収録8曲を課金ダウンロードできるというシステム。97年3月以来、10年半ぶりのオリジナルアルバムは「世界初企画! アルバム購入者のみ新曲をPCダウンロードできる! 期間限定Connected仕様」とする予定だ。昨年9年ぶりに再結成したが、解散当時になかったデジタル配信システムを導入しようと、メンバーから提案したアイデアだという。

 今でこそ付録付きアルバムは珍しくないが、「元祖」は米米だった。89年に折り畳み式でジャケットの表紙が変化する「5・1/2 」をリリース。その後もハンカチ付きなど、奇妙なオリジナリティーを追求していった。そのスピリッツは、失われていない。

 ダウンロード期間は、発売日の9月5日から12月31日まで。ダウンロード曲は1曲210円に設定。アルバム名もシステムと同じ「komedia.jp」に決定した。デジタル配信の普及で音楽業界はCDの売り上げが減少を続けている。その歯止めをかける1枚として期待されるが、見方を変えればCDを付録にしたデジタル配信の新商品とも言える。ファンだけでなく音楽業界からの注目度も高そうだ。

[2007年8月7日8時10分 紙面から]

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