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内山理名WOWOWドラマで主演

ドラマ「孤独の歌声」に、トラウマを抱える女性刑事役で主演する内山理名
ドラマ「孤独の歌声」に、トラウマを抱える女性刑事役で主演する内山理名

 女優内山理名(26)がWOWOWドラマ「孤独の歌声」に主演することが10日、分かった。「永遠の仔」などで知られる作家天童荒太氏の同名小説が原作。連続猟奇殺人犯を追いながら、抱えていたトラウマにも向き合おうとする女性刑事を演じる。内山の起用について井上衛プロデューサーは「過去のトラウマを乗り越えようとする意志の強さと生来の明るさの二面性を演じられのは内山さんしかいない。視聴者の共感を呼べると確信した」と説明した。

 同ドラマは、クラリス捜査官(ジョディ・フォスター)が猟奇殺人犯レクター博士(アンソニー・ホプキンス)と出会い、自分の過去と対峙(たいじ)していくサスペンス映画「羊たちの沈黙」をほうふつとさせるストーリー。原作が発売された際には「現代日本版『羊たちの沈黙』」のキャッチフレーズがついた。もちろん、ドラマでも「羊たち-」を意識した部分がある。

 「羊たち-」の冒頭では、クラリスが過去を振り払うかのように1人山の中を走るシーンがある。同ドラマも、内山が夜中1人で黙々と走るシーンが用意されているという。井上氏は「『羊たち-』とは違い、連続殺人犯と接することでではなく、心理的なやりとりの中で主人公が成長していく姿をしっかり描きたい」と話した。

 「生来明るい」といわれる内山も「むやみに笑わないことを意識し、常に孤独であるということを考えて演じています」。作品については「最後は温かい気持ちになれる、人間の再生を描いたサスペンスに仕上がっていると思う」と手応えを感じている。11月放送予定。ほか、福士誠治、山本太郎が出演。

[2007年8月11日9時40分 紙面から]

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