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瀬戸内寂聴さんが右目手術

 作家瀬戸内寂聴さん(85)が加齢黄斑(おうはん)変症で右目の手術を受けていたことが11日、分かった。この日、館長を務める徳島県立文学書道館(徳島市)で「寂聴展」が始まり、開幕のあいさつで明らかにした。

 瀬戸内さんは、能楽師・世阿弥の晩年を描いた今年5月刊行の小説「秘花」執筆中に目に違和感を覚えるようになったという。視野が狭くなり、もともと良かった視力も低下した。「加齢黄斑変症」と診断され、7月初めに入院してレーザー手術を受けた。症状の進行は止められたという。手術後の右目の視力は0・09で、作家活動には支障がないという。加齢黄斑変症は光を感じる神経の網膜中央にある黄斑に異常が起こるもので、高齢者に多く発症する。

 瀬戸内さんは今月4日に作家小田実さんの告別式で弔辞を読む予定だったが、欠席していた。

[2007年8月12日7時54分 紙面から]

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