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「千の風になって」100万枚突破

 テノール歌手秋川雅史(39)のシングル「千の風になって」が売り上げ100万枚を突破したことが13日、確定した。20日付オリコンシングルチャートの調査で売り上げが累計100万5000枚に達した。シングルのミリオン突破は昨年5月のKAT-TUN「Real Face」以来。ポップス曲以外では00年6月の大泉逸郎の演歌「孫」に続き、クラシック界では初めての記録となった。

 「千の風になって」は昨年5月24日に発売。ミリオン突破作品の中では史上最も低い、発売第1週の売り上げ513枚(同6月12日付)から44週かけて大台に達した。同年12月のNHK紅白歌合戦に初出場した直後から売り上げが急激な右肩上がりで推移した。

 F1ドライバーの故アイルトン・セナさんにささげる歌でもあった。秋川は国立音大卒業後、イタリアへ留学。孤独だった異国の地でセナさんのレースに励まされた。故人が94年に現地のサンマリノGPで激突死する場面にも直面したが、帰国後に「千の-」に出合い「こんなに死を前向きにとらえた歌があっただろうか」と感動した経緯があった。秋川は「『千の風になって』が自ら風を起こし、何かを伝えようとしているのだと感じます。私はこの歌を生涯歌い続け、次の世代に歌い継いでいきたい」。

[2007年8月14日7時25分 紙面から]

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