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元彌が離婚危機を必死に否定

晶紀夫人が実家に帰っていることを認めた和泉元彌。右は母節子さん
晶紀夫人が実家に帰っていることを認めた和泉元彌。右は母節子さん

 元女優で妻の晶紀さん(39)との別居が明らかになった狂言師和泉元彌(33)が11日、仕事先の名古屋で戸惑いながら離婚危機について必死に否定した。晶紀さんが実家に戻ったのは、この日手術を受けた実母の看病のためだと主張。元彌の母節子さん(65)も声をそろえたが、和泉家に帰る時期については明言しなかった。晶紀さんは長女(5)の舞台出演をキャンセルしてまで2人の子供を連れて里帰りしており、今後に目が離せない状況に変わりない。

 元彌は今年4月から名古屋市内の幼稚園で月1回、園児に作法を教えておりこの日、節子さんとタクシーで現地に到着した。数人の報道陣を見て戸惑いの表情を浮かべ、1度はタクシーに乗ったまま走り去った。再び車で幼稚園正門に現れると、9月になって子供を連れて京都の実家に戻った晶紀さんについて、「実家に帰っていますよ。妻の母が手術をするので」と説明。節子さんも「お母さんの癒やしになるために子供も一緒に帰っている。私たちも東京の空から回復を祈っているんです」と付け加え、離婚については否定した。

 晶紀さんの母はこの日、手術を受けた。元彌は見舞いについて「仕事を優先するので行けない」。節子さんも「一家で動こうとしても宗家(元彌)には仕事がありますから」と消極的だった。

 晶紀さんが両親の病気とはいえ、1週間以上も和泉家を離れたことはない。2人の結婚直前、晶紀さんの父親が重い病気で入院した時も、実家に帰ることはなかった。しかも、舞台で元彌と共演する長女は8日の岐阜公演を欠席するなど、狂言を最優先する和泉家としては異例の対応だった。

 晶紀さんが戻る時期について節子さんは「あくまで、いつまでということはない」と明言できなかった。父親の大病でも帰宅しなかった晶紀さんが今回、実家に長期間戻った点に触れると、「(当時は)仕事があったからです。あなたがたもこうやって仕事をしていて、今、お母さんが倒れたと連絡が入ったらすぐ駆け付けられますか?」と、まくし立てた。

 晶紀さんは数多くの騒動に巻き込まれても「黙して語らず」の姿勢を貫いてきた。今回は舞台出演するわが子を連れての、異例の行動だけに、重大な決意が隠されている可能性が高い。

[2007年9月12日7時37分 紙面から]

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