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テリー伊藤氏「安倍首相は敵前逃亡」

 安倍晋三首相(52)が突然辞意表明した12日、各界から驚きやあきれる声が相次いだ。番組で対談したことのある演出家テリー伊藤氏(57)は「完全な敵前逃亡」とがっかり。みのもんた(63)は再チャレンジを期待した。

 テリー氏は、辞意表明した安倍首相について「総理の器じゃなかったということ」と失望した。「テロ対策特措法をめぐって最後にもう1回勝負するのかと思ったら、完全な敵前逃亡。非常に唐突で、情けない」。会見の内容にもがっかりさせられたという。「『小沢さんに会談を断られた』と小沢さんのせいにし、『国民の支持を得られなかった』と国民のせいにする。登校拒否の子供みたいに見えた。最後まで、1回も自分が悪かったと言わずに終わってしまった」。

 「美しい国・日本」というスローガンに熱中する一方で、トップとして常に最悪の展開も念頭に置くべきだったと残念がる。「不祥事閣僚をかばうだけの姿勢も注目を集めたが、トップには嫌われる勇気、怒る勇気も必要なんだよ」。小沢氏の会見と見比べて「役者が違う」と感じたという。

 「安倍さんの、建前ばかりの営業トークでは国民に伝わらない。自民党にも野党にも理解されなくても、国民には理解された小泉前首相との違いだ。小泉さんの分かりやすいべらんめえ調や、のれんに腕押しな雰囲気なら小沢さんに勝てたかもしれない」。

 今回の辞意表明で、テロ対策特別措置法などの重要問題が放り出されてしまったことに憤りを感じるという。「大事なことが安倍さんの独り相撲によって台無し。次の総理には、国会の場で堂々と野党と議論できる人材を望みたい」としている。

[2007年9月13日7時38分 紙面から]

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