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エリカ様が謝罪、不機嫌理由は明かさず

 不機嫌なエリカ様が謝罪した。主演映画「クローズド・ノート」の公開初日舞台あいさつでの態度が波紋を広げた女優沢尻エリカ(21)が2日、公式ホームページ上で謝罪した。「諸悪の根源はすべて私にあるもので、それを踏まえた上で、責任を取る考えです」と、反省の言葉を連ねた。騒動余波で、6日に予定していた釜山映画祭への参加を取りやめを決定したが、なぜ不機嫌だったかは不明のままだ。

 沢尻の謝罪が公式HP上にアップされたのは2日午前4時ごろ。「多くのファンの皆さまを失望させてしまったことは、明らかに私のファンへの裏切り」「女優として、表に出て表現する人間として、プロとして、あってはならないこと」などと、反省の言葉が並んだ。しかし、何がそうさせたかは、明かされなかった。

 主演映画の晴れ舞台で、腕を組み、質問にも仏頂面で「特にないです」「別に」としか答えない9月29日の不機嫌モード全開の言動は、各所に影響を及ぼした。舞台あいさつ以降、沢尻のHPはアクセスが殺到。つながりにくい状態はこの日の謝罪文で拍車が掛かった。

 芸能界のご意見番、和田アキ子(57)が「今度しめるからさ」と制裁を予告。ほかの会見で「別に…」と沢尻発言をパロディーする俳優まで現れた。ネット上では「話題づくりの演技では」とまで推測されたが、悪印象は避けられない。このままでは、映画の興行にも悪影響を及ぼし、5社と契約、4本が放送されるCM企業のイメージダウンにもつながるだけに、所属事務所は謝罪という形で、収拾に乗り出した。

 波紋は海を越えた。6日に釜山映画祭に出品された「クローズド・ノート」の特別上映で舞台あいさつする予定だったが、製作・配給の東宝と所属事務所が話し合い、欠席を決めた。所属事務所は欠席理由を「騒動が大きくなり、関係者や映画祭サイドに迷惑を掛けられない」と説明。一時は「過労による体調不良で欠席するようだ」との情報もあり、関係者内部の混乱ぶりも伝わってくる。

 主演ドラマ「1リットルの涙」が放送されるなど、韓国でも沢尻の人気は高い。中には「沢尻と会えるめったにないチャンスだけに、がっかりした韓国のファンも多いはず。連日PR活動に頑張ってきたのに、あの舞台あいさつですべてが狂ってしまった」と、肩を落とす関係者もいる。

 約2カ月間、100媒体以上の取材をこなすなど、作品への思い入れは強かった。ところが、トーク番組などでみせる奔放な言動と奇抜なファッションの“女王様キャラ”は、時には場違いな印象も残した。それが暴発するように、初日舞台あいさつでの失態。映画関係者には映画館に足を運んだファンの前だったことが、許されない行為だとされている。

[2007年10月3日7時49分 紙面から]

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