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うの招待客777人、豪華6億円挙式

明治神宮本殿前で参進の儀に臨む新郎の西村拓郎氏、神田うの(撮影・小沢裕)
明治神宮本殿前で参進の儀に臨む新郎の西村拓郎氏、神田うの(撮影・小沢裕)

 タレント神田うの(32)が8日、東京・明治神宮でレジャー産業グループ社長の西村拓郎氏(37)と挙式した。知り合ってから9年、交際2年を経て晴れて夫婦になった。ホテルニューオータニ東京で行われた「感謝祭」と呼ぶ披露宴の招待客は777人。幸先良く、ラッキーセブンのぞろ目が2人の門出を祝福した。挙式総費用は超豪華な約6億円。うのは今後も仕事を続け、料理は作るが家事は一切行わない“うの流妻”を貫く。婚姻届は13日に提出する。

 「私は神田家と違うお墓に入ります。でも、気持ちだけは育ててくれた両親への感謝の気持ちでいっぱいです」。感謝祭が始まって約3時間。宴のラストに、うのは両親への感謝の手紙を読み上げた。シーンと静まり返った会場のあちこちから、うのの涙声とこだまするようにすすり泣きが聞こえる。「古い伝統や慣習にこだわるお嬢さんだとは思わなかったのに…」。豪傑で知られるみのもんたさえ、隣に座る妻とともに目頭を押さえた。

 一生に1度の結婚式のため、うのは婚約期間の約1年の間、じっくりと備えてきた。司会は旧知の徳光和夫アナウンサーに頼み、親友の華道家仮屋崎省吾氏が高砂と入り口を無数のバラで豪華に飾り付けた。料理は約6万円といわれるフレンチ。1つ1つの食材にまでこだわった“うの版スペシャル料理”を完成させ、ウエルカムドリンクでさえ自分で考案。もちろん、12点に及ぶ引き出物のほとんどもオリジナル。袋まで自分でデザインした。

 「人前式」では、芸能界の父であり母でもある美川憲一が署名。2人の永遠の愛にお墨付きを与えた。新郎の西村氏が実業界で活躍していることから、森喜朗元総理も駆けつけ「最後まで添い遂げてください」とあいさつした。

 お色直しも、うの流だ。自身のブランドのブライダルファッションショーを兼ね、15人のモデルとともに3回登場。33着目のラストシーンでは新郎と仲良く腕を組んで現れ、会場全体から割れんばかりの大拍手を浴びた。歌手の友人からは歌のプレゼント。サンプラザ中野、杏里に続いて登場した大黒摩季は、この日のために作った究極のラブバラード曲「フォーエバー・ローズ」を熱唱した。トリを務めた美川も「愛の讃歌」で“娘”の船出を祝った。

 演出から料理の細部、テーブルいすにまで、すべてを自身でプロデュースした披露宴を終え、「神田うの」は「西村うの」になった。

[2007年10月9日10時5分 紙面から]

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