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ゆず「ズッコケ中年三人組」に登場

ゆずの北川悠仁(左)と岩沢厚治
ゆずの北川悠仁(左)と岩沢厚治

 フォークデュオゆずが、累計2300万部を記録する人気児童書「ズッコケ三人組」(ポプラ社)の続編で、12月5日に発売される「ズッコケ中年三人組age42」に登場することが24日、分かった。2人は同作のファンで、来年の創刊30年を記念してサポーターに就任。3日発売のベストアルバム「ゆずのね1997-2007」に収録されている「ぼくの漫画の主人公」がサポーターソングとなる。同作は妻子がいる中年の3人組を描いている。子供がいじめなど、学校で起こるさまざまな問題で悩んでいる時に、ゆずの曲に勇気づけられる設定だという。

 北川悠仁(30)は「子供のころ、自分の足で行ける場所なんて限られていた。でも、想像力はどこまでも旅することができた。ズッコケ三人組、この30年間で日本中の子供たちにすてきな物語を贈り続けてくれてありがとう」。

 岩沢厚治(31)は「どこにでもある日常風景。だけど、誰もが見たことのある懐かしい景色。自分の少年時代に少しだけ戻れたような、そんなワクワクしていた毎日を思い出しました。30周年おめでとう。いつまでもそんな日常を切り取り続けてください」と、ファンとしての思いを語った。

 「ズッコケ三人組」は、架空の町の稲穂県ミドリ市花山町を舞台に、ハチベエ、ハカセ、モーちゃんの3人の小学6年生が、夢や友情、冒険などさまざまな体験をする姿を描いた人気シリーズ。卒業を描いた04年発売の50巻で完結した形だが、05年には3人のその後を描いた「ズッコケ中年三人組」が発売され、昨年は「ズッコケ中年三人組age41」が発売された。

 本の購入者には、抽選で、ゆずと「ズッコケ三人組」のイラストをあしらった特製携帯ストラップがプレゼントされるという。

[2007年10月25日10時33分 紙面から]

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