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B’zがアジア初ロック殿堂入り授賞式

 【ロサンゼルス19日(日本時間20日)=木下淳】稲葉浩志(43)松本孝弘(46)のユニットB’zが、結成20周年の節目にアジアNO・1ミュージシャンとして世界から迎えられた。ロックンロールの発展に寄与した人物をたたえる「ハリウッド・ロック・ウォーク」に殿堂入り。授賞式が行われ、アジア圏のミュージシャン初の称号を得た。

 クールな稲葉が「フォー!」と奇声を上げた。拳を突き上げると「ここにいられる幸せは予期できなかった」と感激した。松本も「結成した20年前は受賞なんてイメージできなかった。人生で最高の瞬間です」。約200人のファンや米国の報道陣の前でスピーチした英語は早口になった。

 ジョン・レノン、エルビス・プレスリー、ジミ・ヘンドリックスら伝説的ミュージシャンと肩を並べ、セレモニーで記念の手形を刻んだ。松本は「感慨深かった。本流の欧米のロックに影響を受けて演奏してきたけど、長く作り上げるうちに自分たちの持ち味も出てきた。欧米とは違う形でロックをやれていると思う」と胸を張った。

 稲葉は約15年前にロック・ウォークを訪れた。グレッチ社のエレキアコースティックギターを購入し「店員にケースをタダで付けろって値切った覚えがある」と笑わせる一方「当時は夢にも思わなかった。音楽でコミュニケーションが取れたことを実感します」と素直に喜んだ。

 欧米人が独占してきた栄誉を得た理由には、日本音楽史の頂点に立つセールス実績が挙げられる。26日付オリコン調べによると、これまでにシングル3405万3600枚、アルバム4199万5905枚の計約7605万枚(2位はMr.Childrenの約5197万枚)を売り上げた。明確な数字を持ってロック発展に貢献してきた。12月5日には新アルバム「ACTION」も発売する。

 02年に2都市、03年に5都市を回る米ツアーを成功させた。稲葉は「形にはこだわらない。また演奏しに来られたら非常にうれしい」と、再上陸にも意欲的だった。

[2007年11月21日8時37分 紙面から]

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