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NHK大河ヒロイン柴本幸が初民放ドラマ

 NHK大河ドラマ「風林火山」のヒロイン、由布姫役で女優デビューした柴本幸(24)が次のステップを踏み出す。フジテレビ系連続ドラマ「鹿男あをによし」(来年1月17日スタート、木曜午後10時)に出演することが17日、分かった。両親の俳優柴俊夫(60)と女優真野響子(55)との約束を守り、大学卒業後に女優の道に。1年以上に及ぶ大河の収録を終えたばかりでも「休みたいと思いません」と、演じる喜びをかみしめている。

 「鹿男-」は奈良の女子校に赴任した教師(玉木宏)がシカの命令を受けて奮闘するファンタジックコメディー。柴本は京都にある系列女子校で剣道部の顧問を務める教師を演じる。

 玉木もあこがれる周囲のマドンナ的存在だが、柴本自身は「ニコッと笑っているより、ガツガツ歩いているタイプ」という。今回が初めての民放ドラマ。「初めての現代劇だからいろいろ緊張しちゃうな」と照れながらも「1年間(演じた由布姫は)勢いよくにらんでいたし、感情の起伏が激しかった。今後は女性らしい柔らかな雰囲気を出せればいいのですが」と話す。

 武田信玄の軍師、山本勘助を描いた「風林火山」で勘助から敬慕される信玄の側室、由布姫役に抜てきされ、女優デビュー。「余裕がないまま、全速力で走ってきました。修行の毎日でした」。座ったまま、ふつふつと沸き上がる激しい感情を表さないといけない。クールダウンに苦労し、眠れない日もあった。反動から、時間がある時はできる限り体を動かした。ジム通いに、散歩、ダンスレッスン…。ため込んだ感情の消化に努めた。「とにかく動かないと気持ち悪くて。乗馬シーンでもあれば良かったのですが」と振り返る。

 由布姫役が決定したのは昨年大学を卒業してから3カ月後。女優志望だったが、両親から「女優を目指すのなら学業を全うすること」と出された条件をクリアし、やっとつかんだチャンスだった。両親に演技の相談をすることはなく、アドバイスされることもない。「大学を卒業し、社会人としてこの仕事を選びましたから。自分で頑張れ、ということなのでしょうか」。

 大河の撮影は1年に及んだ上、初めて経験することばかりだった。「終わった時は一区切りついたという安堵(あんど)感はありましたが、今は新しい作品に出られる喜びを感じています」。目の前に開いたさらなる大河を泳いでいる。

[2007年12月18日9時0分 紙面から]

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