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M-1第7代王者にサンドウィッチマン

M-1優勝のサンドウィッチマンの伊達(左)と富沢はトロフィーにキスをする
M-1優勝のサンドウィッチマンの伊達(左)と富沢はトロフィーにキスをする

 若手漫才トーナメント「M-1グランプリ」決勝が23日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、史上初めて敗者復活から勝ち上がったサンドウィッチマンが7代目王者に輝いた。東京・板橋区内のアパートに同居する伊達みきお(33)富沢たけし(33)は、宮城・仙台商ラグビー部の同級生。木造アパートで同居生活中だが、瞬時に大会委員長の島田紳助(51)司会の番組への出演が決まるなど、“M1ドリーム”の道が開けた。

 ビデオ映画のチンピラを思わせるいかついルックスの伊達と富沢。紳助に「漫才下手そうに思わせる小汚いコンビ。まったく知らんかった」と言わしめたサンドウィッチマンが、7代目チャンピオンに輝いた。「夢見心地です」「この場にいるのが不思議な…まったく覚えてません」。

 敗者復活でネタを演じたのがこの日午後2時半すぎ。同7時すぎ、決勝進出が決まり、同8時48分にM1優勝。無名コンビのめまぐるしい1日だった。

 2人は仙台商のラグビー部同級生。仙台の吉本興業の養成所に入っていた富沢が、福祉の専門学校に通っていた伊達を誘い、上京したのが98年だった。当初は大手のホリプロ預かりで、トリオ漫才を組んでいたが、1年で解消。99年に2人で組み、無名事務所フラットファイヴから再起を図っていた。

 「引っ越しの力仕事や、駐車場で誘導員のバイトで生活費を稼いでいた」(2人)のが昨年まで。M1には02年から参戦し、昨年まで2年連続準決勝敗退。徐々に力をたくわえ、今年からは「月3~4本の営業を中心にバイトも辞めて、本業に力を入れてました」という。

 ただし、生活は苦しく、板橋区内の木造アパートに2人で同居。「1DK。家賃6万8000円を折半して」暮らしていた。優勝賞金1000万円で「まずマンションを買いたい…。いや、別々に暮らしたい」とは富沢。伊達は「親にあげます」と、こわもてに似合わぬ優しさと、初々しさのギャップが魅力でもある。

 紳助によると、放送終了後、日本テレビ系「行列のできる法律相談所」のプロデューサーから電話で2人への出演依頼を受けた。富沢は「(収録日の)1月13日ですか…営業が…いや、断ります」と、出演を即答。担当マネジャーも「優勝なんてまさか…ですから、仕事は受けまくりまして、流されてみようかと思います」とこちらも夢見心地だった。

[2007年12月24日9時29分 紙面から]

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