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新庄「わがまま」離婚、大河内折れた

 元プロ野球日本ハムのタレント新庄剛志(35)と大河内志保(36)が28日、都内の区役所に離婚届を提出し、約7年に及ぶ結婚生活にピリオドを打った。子どもはいない。2人はホームページ(HP)に連名でコメントを掲載。「本日をもって夫婦の関係を解消して友人関係に戻り、別々の人生を歩くことになりました」と記した。自由を求めるマイペースな新庄に、大河内が折れた形の離婚だった。

 「ただ、自分のわがままでいろいろなことに挑戦したい」。「普通の女性なら、そんな理由で納得してくれない」。新庄がHPに心情を告白しているように、結婚後も自由を求める新庄と、温かい家庭を求める大河内との静かな戦いの終止符が、この日の離婚だった。

 挙式したのは00年12月。約8年間に及ぶ愛を温めた末のケジメ婚だった。翌年に阪神から米大リーグメッツへ入団が決まった新庄は「阪神を選んでいれば裕福な暮らしができたが、夢を追わせてくれた」と、何度も新妻へ感謝。04年に新庄が日本球界に復帰するまで、大河内は日米を行ったり来たりの生活を続けて夫を支えた。会う時には特製おにぎりや料理などに腕をふるう。結婚会見で新庄が「本当にすばらしい」と絶賛した夫人の手料理は、米球界でも有名だったという。

 夫婦関係の異変に周囲が気付くのは、新庄の日本球界復帰後だった。「夫婦仲があまりうまくいっていない」。新庄のつぶやきが何度も聞かれるようになった。04、05年には、日本ハムの地元・札幌の球場で声をからして夫を応援する妻の姿が目撃された。だが、新庄のラストイヤーとなった昨年には、その姿が見られない。このころ、週刊誌などで離婚危機説が浮上し始めた。札幌でホテル住まいする新庄の元へ、東京に住む大河内が“通い妻”する不自然さを取り上げ、新庄の夜遊び好きが夫婦関係破たんの遠因と指摘する論調もあった。

 そんなさなかの05年に大河内がタレント活動を10年ぶりに再開。イタリアの料理学校に留学もしてみせた。専業主婦を離れて別の人生に1歩を踏み出した格好だ。寂しさを料理で紛らわそうとしたのか。この時期、大河内は周囲に「離婚はしたくない」と訴えていた。

 この日、2人の公表したHPには別々の人生を歩む決意が記された。新庄は「世界中の人に喜ばれるようなことや僕がアイデアした商品を作っていきたい」。大河内は「彼から新しい人生をプレゼントしていただいた」。プロ野球選手時代、強肩堅守で知られた新庄だったが、家庭を守り抜くことはかなわなかった。

[2007年12月29日9時27分 紙面から]

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