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鶴瓶アドリブ満開で白組勝利/紅白

おしりかじり虫のダンスで大騒ぎする笑福亭鶴瓶(撮影・蔦林史峰)
おしりかじり虫のダンスで大騒ぎする笑福亭鶴瓶(撮影・蔦林史峰)

<第58回NHK紅白歌合戦>◇31日◇NHKホール

 第58回NHK紅白歌合戦が12月31日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。白組司会の笑福亭鶴瓶(55)は、冒頭から下ネタを解禁。紅組司会の中居正広(35)や友人の和田アキ子(57)にたしなめながら司会をまっとうした。例年に比べて司会が曲を紹介するトーク時間は長く、鶴瓶のアドリブが満開。そんなサービス精神も実って、白組が3年連続の勝利となった。白組の通算30勝28敗。

 白組司会の鶴瓶が縦横無尽なトークを展開し、紅白の新たな司会者像をこじあけた。紅組司会の中居とのコンビネーションも抜群で、歌手の盛り上げ役をまっとう。白組が勝利すると、鶴瓶はこれまでに見せなかったホッとした表情を初めてみせた。

 番組冒頭から、鶴瓶が芸人魂を見せつけた。鶴瓶がオープニングから禁断の扉をこじ開けた。午後7時20分。午後7時のニュースが終わり、画面が紅白に切り替わると、産毛混じりのひと肌がアップで映った。まさか睾丸(こうがん)? 「スキマスイッチ、ポルノグラフィティ…」。カメラが引くと、読みにくい歌手名を練習する鶴瓶の頭頂部だった。すかさず中居が「大丈夫ですかぁ? 平井堅(の歌)は?」と質問。「…ボクは日本人?」。「違うでしょ、じゃあ、SMAPは?」

「睾丸ファイター!」。

 待ってましたとばかりに下ネタ爆発だ。「違うでしょ! 弾丸ファイター!」と中居にたしなめられながら、番組が始まった。ステージでも「ポロリ」と書かれた赤の扇子を持つ中居から「本当に(下半身露出には)気を付けてくださいよ」と念を押されて、開幕した。

 その後も楽屋リポート中に、クールファイブ宮本悦朗のツルツル頭を股間(こかん)で挟むパフォーマンスを披露。前夜30日深夜のテレビ朝日系「朝まで生つるべ2007」で、自らを「ちんちん芸人」と宣言した通り、NHKの限界に果敢に挑んだ。

 しかし、ファンへ向けたサービス精神でのおふざけはここまで。注目の中居が倖田を紹介するシーンでも、期待されたツッコミはなかった。中盤からはピタリとおふざけモードを封印し、コブクロや秋川雅史の出番には「ボクの母も(会場に)来てもらって、ものすごく幸せです」と涙ぐんだ。初の落語家としての司会を、見事な仕切りで果たして、優勝旗を力強く握りしめた。

[2008年1月1日8時15分 紙面から]

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