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和久井映見「ちりとてちん」人気を実感

朝ドラで共演する貫地谷しほり(左)と和久井映見(撮影・瀬津真也)
朝ドラで共演する貫地谷しほり(左)と和久井映見(撮影・瀬津真也)

 女優和久井映見(37)が、自分の人気を実感している。NHK朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」の会見が12日、都内の同局で行われた。ヒロインの母親役の和久井は21~26日の放送分で、夫役の松重豊(44)とともに20歳の青春時代を演じる。「照れくさくて、今日も皆さんの前に出るのが怖かった」と打ち明けた。

 90年代前半のトレンディードラマに数多く出演した和久井だが「街で声を掛けられる回数は今までで一番。ドラマを見ている人が多いと感じてます」。過去の清楚(せいそ)な美女とは違う、楽天的な肝っ玉お母さんの役柄について「私の三枚目な性格に似ているので、演じていても楽なんです」と、素顔を語った。「私って30代の背中だなぁ~」と、テレビを見て苦笑いする日々だが、女優としての充実ぶりに、手応えをつかんでいた。

[2008年1月13日9時35分 紙面から]

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