<釣りステーション>

 底情報を集めろ!

 「2011日刊スポーツ・フィッシング・サーキット」湖川ブロック・ブラックバス部門の予選会が群馬・榛名湖で6月5日に初開催される。同湖はエンジンやエレキなどの動力移動が全面禁止。湖底をどれだけ調査できるかが勝敗の分かれ目になる。実釣した日刊釣りペン・クラブのバスマン築山滋会員(46)が、手こぎボートでの攻略法を伝授する。

 7年ぶりの榛名湖だ。新緑が目にまぶしく、澄んだ空気が背筋をシャンとさせる。美しいシルエットの榛名富士の手前にあるヒトモッコ山が湖に突き出てはいるが、入り江があるわけでもなく、どこにいても全体が見渡せる。外周約4キロ。小さな湖だ。ただ、エレキなどの動力は使えない。ひたすら手こぎで移動するしかない。スローライフなバッシングも面白し、だ。

 ただ、バッテリーを搭載することはできる。湖底の状況を調査する魚群探知機を持ち込むことは許されている。もし、魚探がないのなら、今回を機に魚探デビューしてみませんか?

 やみくもにキャストしても、榛名湖のバスは警戒心が強いので、3匹をそろえるのはなかなか難しい。まず、地形を把握して、それからロッドを握っても遅くない。1時間で1周して魚探で湖底の調査に専念して、気になる場所は要チェック。2周目でアンカーを打ち込んでじっくり攻めるのが効率がいいですね。

 湖底には、ウィード(水草類)があちらこちらに点在する。その生え際にバスが隠れている可能性は高い。新しく生い茂るウィードの場所をどれだけ情報としてストックできるか。特に水門や流れ込み跡など環境の変化が見られる場所のウィードは狙い目だ。

 同行した山下悟さん(25=青梅市)は湖尻の水門付近でフットボールのラバージグをキャスト。ウィードに引っ掛けて、外れた直後に31センチをキャッチした。私はヒトモッコ山の岬周辺を丹念に狙った。1/8オンスのジグヘッドにアライブシャッドで産卵前の38センチをゲットできた。底を確実にとるためにやや重めのジグヘッドを使った。湖の標高は1084メートル。水温も取材時(18日)で12~13度とまだ低かった。水温が上昇すれば、表層でのバズベイトなども効果はありそう。ぜひ、事前のプラクティス(練習)で予選前に榛名湖でボートをこいでみてください。