<川FISHING>
秋が深まり、気温がぐんと下がるとニジマスの放流釣りがシーズンイン。10月29日、大阪・高槻市の「芥川放流釣り場」(日刊銀鱗倶楽部加盟店)に今季の釣況を見に出掛けた。まだ水温が18度台と高いがマスの活性は良好。大阪市の横山和市さんが脈釣りで20~40センチを42匹釣るなど、各所で次々にサオが曲がっていた。河原では釣ったばかりのマスを塩焼きにしたり、バーベキューを楽しむ姿もみられ渓流釣りを満喫していた。私も2時間ほどサオを出しウキ釣りで20~35センチを14匹釣りあげた。
放流釣り場のマスは簡単に数釣りが楽しめ、自然の中でのんびりとサオが出せることから癒しの釣りとしても人気が高い。
釣り場はエサ釣り場とルアー・フライ専用区がある。マスは岐阜、長野産を1人につき、20~40センチを約2キロ放流してくれる。午前10時ごろ下条橋上流に入るとグループや家族連れなど、たくさんの人がサオを出し、ウキや脈釣りで挑戦。マスの強い引きに仕掛けを打ち返し20~30センチのマスを次々河原に釣りあげていた。
初心者や子どもたちも親などから指導を受け、夢中でサオを握りしめ「大きいのが掛かった」「すごく引いたよ」と大喜び。そしてマスの引きに魅了されたのか釣りに集中している。河原では釣ったばかりのマスの塩焼きをおいしそうに食べている姿が見られた。
また摂津峡大橋下流を見て歩くと、エサ釣りをしていた京都の木村久さん(60)が40センチ級の良型を食わせ満面の笑顔。ルアー・フライ専用区でも数人がサオを振り獲物を狙っている。
午後からは上流のルアーフライ専用区を見て回る。地元の伊藤清嗣さんの息子の涼雅君(4)がルアー釣りに挑戦し、スプーンで25センチをヒットさせて、「びくびくと来る手応えが気持ちいい」と大はしゃぎ。
周りの様子を見て、私もたまらずサオを出したくなり、下条橋下でウキ釣りで挑戦。イクラとブドウ虫のエサで1時間ほどで10匹釣った後、ウキが一気にスーッと沈みサオにズシリとした重みが乗る。左右に走るのを強引に引き抜いたのは35センチの良型。その後、食いが落ちなんとか3匹追加して約2時間で20~35センチを14匹で終了。久しぶりにマスの心地よい引きを楽しんだ。
この日は平均20匹前後の釣果だったが、大阪市の横山和市さんはブドウ虫の脈釣りで20~40センチを42匹もゲット。それぞれが思い思いの釣り方でマス釣りを存分に楽しんでいた。【中村和嗣】
【今後の見通し】年末に向け水温が11度台に下がると、マスの食いも本格化してくる。11月末にはマスに交じって、23センチ級イワナ、20センチ級ヤマメも放流される。
【問い合わせ】芥川漁協
電話=072・688・0224。遊漁料はエサ釣り、ルアー・フライとも大人3000円、中学生以下2000円。駐車場1000円。釣り時間は午前8時~午後5時まで。生イクラ、ブドウ虫常備。バーベキュー用のコンロ、炭、木炭各500円。貸しザオ1000円(500円が保証料)。
【交通】国道171号を利用。高槻市の今城町交差点から府道6号へ入り北へ。上の口バス停前のT字路(マス釣り場の看板あり)を左折し同漁協事務所へ。

