<フィッシング・ルポ>
「2012日刊スポーツ・フィッシング・サーキット」船釣りブロック・2地区合同のイサキ部門・相模湾地区大会が13日行われ、高野幸雄さん(64=あきる野市)が3匹重量1136グラムで初優勝を飾った。
本部を静岡・熱海「喜久丸」に設置し、神奈川・福浦「恵一丸」との初の合同となった相模湾地区イサキ釣り大会は、本紙釣り特集「魂のアタリ」の俳優哀川翔(50)とお笑いタレント布施辰徳(52)も参加するにぎやかな大会となった。
潮が澄みすぎて、エサ取りの小魚が多く、イサキのアタリが取りづらい渋いコンディションの中、「恵一丸」の左舷トモ(船尾)に座った高野さんが3匹の総重量1136グラムで初優勝した。大会2週間前にもイサキ釣りで恵一丸に乗船したが、わずかに1匹と撃沈。「コマセをまきすぎるとエサをとられるので、コマセの出を抑えられるステンレスカゴに替えて30センチオーバーばかりを釣れた」と前回の失敗を踏まえて“コマセしぶり作戦”でこの日最長となる34・5センチを含む7匹を釣り上げた。
準優勝の佐山猛雄さん(72=武蔵野市)は、高野さんと同じ恵一丸に乗船して、右舷トモで並んでサオを出していた。序盤の35メートルの深いタナ(魚の回遊層)狙いではいきなり8匹を釣り上げて、トップに立っていた。「深場でコマセを振ってエサ取りをひきつけて、その上にいる大型のイサキを連続して釣れた。勝ったと思ったのにねぇ」と苦笑いを浮かべた。終盤で入った「指示ダナ5メートル」の超浅場に対応できずに高野さんにわずか36グラム差で逆転されてしまった。
「喜久丸」に乗った3位相良勝さん(41)はポツポツと我慢の釣りを続けて11匹を釣り上げた。「最初はひたすら置きザオで待って、終盤は持ちザオで誘いを掛けた。厳しい釣りでした」と振り返った。恵一丸の山田隆一郎船長は「今回は厳しかったけど、濁りが入れば、型のいいイサキの数釣りも復活しますよ」と今後に希望を見いだした。
▼イサキ大会成績(3匹重量審査・カッコ内は最長魚、敬称略)
(1)福浦「恵一丸」高野
1136グラム(34・5センチ)(2)「恵一丸」佐山
1100グラム(32・2センチ)(3)熱海「喜久丸」相良
1062グラム(30・4センチ)(4)熱海「第十喜久丸」川口隆彦(68=杉並区)1040グラム(32センチ)(5)「恵一丸」安部章生(58=所沢市)1022グラム(32センチ)(6)「喜久丸」山口武志(51=世田谷区)1006グラム(32・2センチ)(7)「第十喜久丸」石井聡(45=海老名市)966グラム(31センチ)(8)「恵一丸」清水秀治(64=あきる野市)888グラム(31・9センチ)(9)「恵一丸」力石孝明(51=湯河原町)886グラム(29・7センチ)(10)「喜久丸」佐藤紀浩(50=厚木市)870グラム(30・2センチ)

