<フィッシング道>◆朱鞠内湖

 明日10日で今季のワカサギ釣り営業を終了するが、依然数釣りが楽しめる。7~8センチサイズが1人10~200匹。6日にはウサギ島で400匹を釣った人もいた。弁天裏とウサギ島が安定している。食いのある深さはベタ底から中層、表層と相変わらず幅広い。4月に入り、釣り人の数はピークを越えたようで、先週の土日は大人60人程度。「まだまだ数釣りが楽しめる。最終日も氷は大丈夫だと思う」(朱鞠内湖淡水漁協)。◆せたな沖

 引き続きホッケが釣れている。6日の出漁で40センチ前後が1人50~60匹。ほかに35センチ前後ヤナギノマイが1人5~10匹。「まだ水温が低いが、2、3日前から4度から8度まで上昇してきているのでホッケの好漁は期待できそう。今後はマガレイも釣れてくる」(せたな・えびすや釣具)。◆室蘭港

 西埠頭(ふとう)一帯でニシンが上向いてきた。先々週までは1人0~5匹といまひとつだったが、先週からサビキ釣りで20~30センチ良型が0~20匹と食いが良くなった。釣る人で30匹。「ニシンは良化してきた。朝方の方がアタリが良く、釣り人は暗いうちから釣り始めている。今後も期待できる」(室蘭・室蘭釣具)。◆室蘭沖

 ソウハチの3ケタ釣りが狙える。水深は70~80メートルラインで、タナは20メートルと上がってきている。サイズは平均20~40センチと幅があるが、主体は20~30センチが多いという。「今後はますます良くなり、型も35センチ前後が中心で、数も上向いてくる。今月末からはマガレイも狙える」(室蘭・室蘭釣具)。◆苫小牧東港

 サクラマスが2週間前から釣れている。型は40~55センチで1人0~3匹。特にフェンス前が好ポイント。釣り方はルアーとサビキ。その場で釣ったチカを使っている人もいる。釣り人の多くは仕事前の朝釣りが多いという。一方、先々週まで釣れていたクロガシラは「天候の悪化のせいか、一時的なものなのか、あまり釣れていない」(千歳・つり具のアングル)。◆登別沖

 ソウハチが3ケタ釣りの大漁。型も30~40センチとまずまずで「今後も十分期待できる。4月末からは苫小牧沖のマガレイ釣りになり、50センチオーバーの大物も狙える。土日の予約は埋まっているので、今後の予約はお早めに」(勇払マリーナ・シリフィ=真田船長)。