<フィッシング道>

 道南の鹿部漁港と出来澗(できま)海岸に19日、2人で出掛け、アブラコとヒラメを狙った。アブラコは不調だったが、60cmヒラメが上がり活気づいた。

 午後2時ころ、鹿部漁港外防波中間部付近の港内側沈みケーソンの穴釣りで、アブラコを狙い磯竿5・3メートルを入投。強風のため18グラムの蛍光だいだい色ブラーに、チヌハリ5号、塩シソメの房かけを使用。風の影響か海水が濁り、海藻も多く厳しい条件だったため、小型アブラコやカジカのみが上がり、良型アブラコは不調が続いた。

 午後5時を過ぎて当たりが出だした。潜られることが多かったが、33~37cm2匹を釣り、特有の引き込みを楽しめた。組合前の岸壁では、13~16cmチカ100匹に、23~26cmマガレイとスナガレイ3匹。また、港内側で17~20cmソイが10匹ほど上がっていた。

 ヒラメを狙った庭田秀和さん(41)は午後7時ころから出来澗海岸で、42グラムのオレンジ系メタルジグを使用し、80~100メートルほどキャスティング。60cmヒラメがヒットした。

 この海岸は例年8月から海水温が上昇し、数は落ちるがソイやガヤが狙え、夜釣りが楽しめる。【リポーター・小林誠二=67】