道南森町の鳥崎川に10日、ニジマスとブラウントラウト狙いで出掛けた。2人でニジマス23~31センチが19匹、ブラウン33~37センチ7匹と上々の釣果だった。

 ダム湖の4キロ上流域にある鳥崎大滝から入渓し、上流域の堤防までの約1・5キロ間で狙った。竿(さお)は4・5メートルに、道糸1号、ニジマス針13号、オモリ2B(0・85グラム)にブドウ虫をエサにした。3時間ほど釣り上ると、人気の渓相は様変わりしていた。大物狙いの深場は土砂で埋まり、ポイントは限られていた。そこで、山裾に続く水深のある岩盤前や、平らな流れの中でも落ち込みに続く水勢のある場所を狙った。

 数日前の先行者も狙ったと思われる場所では確実にヒット。水勢のあるポイントではニジマスが強い走りとジャンプを見せた。ブラウンは水勢が緩い駆け上がりなどで、重量感ある引きを楽しめた。

 水量は多いと予想していたが減少気味。そのおかげもあってか、魚の定位する場所を絞ることができ、水勢と深みのある場所でよく釣れた。ニジマス、ブラウンともほとんどリリースしたが、十分楽しむことができた。【リポーター・小林誠二=67】