<ソルトウオーターFISHING>
徳島・南部エリアでメッキアジが好調に釣れだした!
果敢なバイトと強い引きを楽しもうと先日、徳島の宍喰川河口へ釣行した。午後3時半すぎから、ランガンで探り歩くと夕まずめの時合に宍喰大橋の橋脚周りで水しぶきを上げる派手なチェイスが連発。日暮れまでに15~22センチを16匹キャッチした。秋が深まるにつれサイズが良くなり、10月中旬に最盛期を迎える。
メッキアジはトレバリーの幼魚だけあってアタリが激しく、引きも強くてゲーム性がかなり高い。そんな好ファイターをライトタックルで仕留めようと午後3時半すぎ、宍喰大橋の上流に入った。
中潮で約1時間半後に満潮を迎え、夕まずめに潮が動きだすベストな条件だ。時合までは広範囲を探り歩き魚影が濃いところをリサーチする。
まずは、シンキングペンシルの4・8センチをチョイス。前方へフルキャストし、表層でトゥイッチングを繰り返すと水しぶきが上がり、グンとロッドに重みが乗る。流れを切るように勢いよく潜る引きをみせたのは18センチ弱のメッキだった。
どんどん釣り下がり、同大橋付近を探ってみるとメッキの大きな群れがルアーにチェイスしてくる姿が見える。だが、潮の流れが緩みだしたためか、ルアーを捕らえきらない。時合待ちか。
見切りをつけ、河口へ移動すると良型がルアーに反応。何とか、食わせようとルアーをシンキングミノーに交換し水中を攻めるとガツンとヒット。ギュンギュンとロッドをしならせる引きをみせたのは20センチだった。
そして潮が止まったタイミングでメッキの群れが確認できた大橋の橋脚へ。潮が動きだした同5時半すぎから再び、シンキングペンシルのトゥィッチでバイトを誘うとメッキが激しくルアーに反応。
緩めのドラグがジャーと鳴る元気なファイトを楽しみながら、22センチの良型をキャッチした。流れが徐々に速くなり、夕まずめも重なってメッキの反応が一気に上昇。数匹が、ルアーを奪い合うように激しいチェイスを繰り返し、18センチ前後が5連チャンでヒット。
日暮れが近づき、メッキの活性が落ちだすと、ルアーのカラーをピンクやブルーに交換。スローなトゥイッチングに切りかえ、反応を持続させ、15~22センチを合計16匹釣ったところでストップフィッシングとした。【日刊FPC・長井淳】
【今後の見通し】今年は数年ぶりにメッキの魚影が濃く数釣りが期待できる。ひと潮ごとにサイズが大きくなり11月末まで楽しめる。早朝と夕まずめが時合でポイントとしては浅川港周辺や牟岐川河口もお薦め。
【交通】徳島市内から国道55号を南下。海陽町宍喰に入り、「リビエラししくい」前を通過し、宍喰大橋の周辺へ。