<フィッシング道>

 北海道遊釣倶楽部の納竿会が19日、えりも町の旭漁港から東洋漁港の間で18人が参加して行われた。強風に悩まされることが多い沿岸だが、この日は波風ともに1メートルと穏やかな好条件。アブラコ、カジカ釣りを楽しむことができた。

 優勝した福原則和さん(48)は2匹身長+5匹重量で1413点の高得点。歌別に入釣し午前5時ころ、身長賞の50・7センチのカジカをヒット。その後アタリは止まったが、終了30分前に47・1センチのアブラコを上げた。2位土本衛さん(56)は、歌別漁港でカツオをエサに深夜から遠投で良型を釣った。東洋漁港に入った3位亀谷泰久さん(64)も遠投狙い。磯周りは魚影が薄くカジカ狙いで遠投をする人が多かったが、今後一気に岸寄りしてもおかしくはなく、期待できる。【リポーター・藤本康隆=40】