<フィッシング道>

 太平洋苫小牧市の錦岡沖では、旬を迎えたスケトウダラが大漁だ。13日午前6時に苫小牧西港から出港した高丸(高橋嘉信船長、【電話】090・9751・5005)は、45~55センチが1人100~150匹という釣果だった。

 シケ模様だったが、白老方面を中心に釣り船が集結。早朝は水深70メートル、タナ40~50メートルで30センチ前後を狙ったが、ソウハチ交じりでスケトウは食いが渋く、2~3匹ほど。半数以上がタチ入りのオスだった。何度か移動し、水深80メートル前後で、良型が交じったタラコ入りのメスが釣れだした。1度に5~8匹、10匹の針数も。バレもあったが、最終的には半数以上がメスだった。スケトウ以外では25~35センチのソウハチが5~10匹。

 大型クーラー2個を満杯にした坂井明さん(64=千歳市)は「自家製タラコをいっぱい作る」と満足顔。高橋船長は「スケトウは腹が抜けたのが少なく、1月に入っても数が狙える」と話していた。【リポーター・竹鼻雅己=61】