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四国電力がアスベスト被害に見舞金制度

 四国電力西条火力発電所(愛媛県西条市)の元従業員らが、アスベスト(石綿)が原因とみられる中皮腫で死亡するなどした問題で、四国電力が退職後に労災認定などを受けた元従業員や遺族に見舞金を支払う社内制度を設けたことが28日、分かった。

 関係者によると、元従業員1人には既に500万円が支払われた。損害賠償を求めて提訴の準備を進めている遺族の1人は「謝罪しないで金を支払い、『これで終わりにしろ』ということか」と批判している。

 遺族らを支援する特定非営利活動法人(NPO法人)愛媛労働安全衛生センターの白石昭夫事務局長は「支給は評価するが、責任を認めないのはおかしい」と指摘している。

 四国電力によると、制度は福利厚生の一環で10月につくった。同社広報部は「発電所の石綿と発症の因果関係ははっきりしないが、誠意を示そうと制度を整備した」と説明しているが、石綿被害以外の労災などにも見舞金を支給するという。

[2007年12月28日22時56分]

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