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地下坑で酸欠、作業員3人が死亡

- 作業員3人が死亡した事故があった地下工事現場の入り口付近(共同)
7日午後3時ごろ、北九州市八幡西区御開3丁目にある市発注の工業用水路工事現場で、送水管を埋設する地下のコンクリート製坑内にいた作業員の男性3人が酸欠で意識を失い、倒れた。坑内が狭く、救出活動は難航。8日未明にかけて3人とも地上に運び出され、病院に収容されたが、いずれも死亡した。
折尾署の調べでは、死亡したのは福岡県宗像市池田の工務店宿舎に住む脇山正一さん(58)と挽地保馬さん(59)、宗像市自由ケ丘西町、永松大輔さん(39)。3人とも同じ工務店の社員だった。折尾署が詳しい死因を調べている。
北九州市によると、地下坑は深さ約15メートルに設置した約260メートルの横長の円筒形で、直径約1メートル。工事用の入り口から約130メートル奥で1人が、約180メートル奥付近で2人が倒れた。レスキュー隊員の2次災害を防ぐため、救出作業は坑内に空気を送り込みながら行われた。
3人が倒れたことを知らせようと地上に上がった男性作業員(36)も酸欠症状を訴え、病院で手当てを受けた。軽い一酸化炭素中毒という。
市水道局によると、3人が倒れたのは同市八幡西区から小倉北区にかけて50~60の工場に工業用水を供給する地下水路。昨年3月から約1年の工期で、同市八幡東区の土木工事会社が請け負い、老朽化した送水管を交換する工事が行われていた。
現場はJR鹿児島線黒崎駅から北西に約4キロで、工業地帯と住宅地が隣接する一角。
[2008年1月8日2時32分]
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