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安倍前首相「読み飛ばし」で退陣決定的に
安倍晋三前首相は10日発売の月刊誌「文芸春秋」に手記を寄稿し、昨年9月の退陣に関し、体調悪化のため所信表明演説で原稿3行分を読み飛ばすミスを犯したことが「このままでは首相の職責を果たすことは不可能と認めざるを得なかった。決定的な要因のひとつだった」と告白した。
首相は17歳当時から「かいよう性大腸炎」の持病を抱えていることも初めて公表。最近数年は発症していなかったが、昨年8月5日に胃腸に痛みを感じ食欲が全くなくなる「最初の異変」が起きたという。このときの診断は「機能性胃腸障害」で、同月下旬のアジア訪問で悪化、帰国後に「辞める考えが初めて頭に浮かんだ」としている。
また安倍氏は、退陣前に民主党の小沢一郎代表に呼び掛けた党首会談は、福田康夫首相と小沢氏が大連立構想について協議した会談とは「一切関係ない」と強調。今後の政治活動については「一議員の立場から、日本に本格的な保守政治を根づかせるための捨て石となって粉骨砕身していく」と意欲を示した。
[2008年1月10日20時58分]
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