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ガザ地区境界の壁爆破エジプトへ人々流入

 イスラエルによる封鎖で燃料や食料などが不足し困窮が続いているパレスチナ自治区ガザ地区とエジプトを隔てるラファ検問所付近の壁を、パレスチナ人武装グループが23日未明に爆破して破壊し、エジプト側で生活必需品を調達しようと付近に殺到していた数千人が流入した。AP通信などが伝えた。

 爆発は17回にわたって発生、金属製の壁の約3分の2が破壊された。

 エジプト当局は不測の事態に備え、境界付近に多数の治安部隊を集結させていたが、実力で阻止するなどの介入はせず、人々は調達した食料の袋や、燃料の入ったペットボトルなどを持ってガザ側に戻っていった。ガザを支配するイスラム原理主義組織ハマスの治安部隊も強制的な介入はしなかった。

 壁の爆破が組織的に行われたかどうかは不明だが、ハマスは「エジプト側との壁の爆破は(ガザ地区の)封鎖により生じているパレスチナの人々の悲劇的な状況の現れだ」との声明を発表した。

[2008年1月23日17時28分]

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