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サウジで「男性と面会」理由に女性拘束

 サウジアラビア英字紙アラブ・ニューズは5日、同国の宗教警察(勧善懲悪委員会)が4日、首都リヤドの喫茶店で同僚男性と仕事の打ち合わせをしていた女性実業家を、親族以外の男性と2人きりで面会したとして拘束、脱衣検査したと伝えた。

 イスラム教スンニ派の一派で戒律に厳格なワッハーブ派を国教とするサウジでは、女性が親族以外の男性と2人だけで面会することは違法とされる。

 拘束されたのは、サウジ第2の都市ジッダの金融コンサルタントの女性(40)。出張で訪れたリヤドの事務所が停電していたため、打ち合わせを続けようと事務所が入っているビル1階の喫茶店に同僚男性と入った。そこに宗教警察が踏み込み、女性を拘置施設に連行して脱衣検査を実施、罪を認める調書に署名させたという。

 女性はジッダにいる夫や弁護士との連絡を拒否されたという。アラブ・ニューズによると、同僚のシリア人男性も拘束された。

 宗教警察は、女性の服装や礼拝の励行など市民の日常生活をイスラム保守派の立場から監視する組織で、指導や取り締まりの行き過ぎが国内外から強く批判されている。

[2008年2月6日18時9分]

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